AsahiPentax
 アサヒアサヒペンタックスの一眼レフの歴史は国産初のアサヒフレックスから始まりこのボディにペンタプリズムを搭載し、マウントを国際的なプラクチカマウントを 採用した。またフレックスIIbのクイックリターン方式を取り入れた。
アサヒアサヒペンタックスのプリズム搭載はアサヒフレックスが結構売れていたので、遅くなったといわれているが実はペンタプリズムの大量研磨を目指していたためと言われている。 アマチュア路線のカメラで、ミノルタ党とアサヒペンタックス党で、競ったカメラで、バヨネットマウントかスクリューマウントかで議論になった。
露出計が内蔵になるとスクリューマウントがネックになり開放測光ではマウントの変更を余儀なくされ、各メーカーで色々な突起が加えられ、共通と無くなってきて、 最後はマウント変更に至っている。 アサヒペンタックスは初期からブラック仕様を製造していたので、収集はブラックをねらった、SPIIはブラック仕様が出ていたかは定かでないが、見かけたことがない。
アサヒフレックスT
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1952年5月
シャッター FP B,1/20〜1/500 レンズ タクマー50mm F3.5
 わが国最初の1眼レフで、フォーカシングスクリーンを上から覗き込むタイプで、縦位置専用に透視ファインダーが付いている。 反射ミラーはシャッターボタンから指を離すと復元するエバーミラー方式である。シンクロ接点が1芯式である。マウントはスクリュー方式で口径は37ミリである
 
アサヒフレックスTA
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1953年5月
シャッター FP B,1/25〜1/500 レンズ タクマー50mm F3.5
 この型から普通絞りからプリセット絞りが採用されまたFP接点が2芯式になった。
 
アサヒフレックスUB
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1954年
シャッター FP B,1/25〜1/500 レンズ タクマー50mm F3.5
 この型からクイックリターンが採用され、レンズも2.4と3.5が発売された。
 
アサヒフレックスUA
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1955年
シャッター FP B,1/2〜1/500 レンズ タクマー50mm F3.5
 この型からスローシャッターが採用された。2.4と3.5が発売されたがF22までになり、シンクロスピードが1/50になった。
 
アサヒフレックスUB(後期)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1955年
シャッター FP B,1/25〜1/500 レンズ タクマー50mm F3.5
 UBからスローシャッターを省いた型で、スローシャッターの部分に蓋がしてある。
 
AsahiPentax・AP(アサヒペンタックスAP)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1957年5月
シャッター FP B,1〜1/500 レンズ タクマー58mm F2.0
 アサヒペンタックス初のペンタプリズム搭載のカメラで、絞りはプリセット絞り、ボディはアサヒフレックスのダイカストを利用している。 最大の特徴はクイックリターン方式を採用したことである。この年代の多くの一眼レフカメラはシャッターを切るとミラーが上がり放しになることであった。 APという名は次々と新型が発売されたため後で付けられた名称である。 ブラックと白ボディが発売された。
 
AsahiPentax・K (アサヒアサヒペンタックスK)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1958年5月
シャッター FP B,1〜1/1000 レンズ オートタクマー55mm F1.8
 アサヒペンタックスのキングカメラとしての高級型で、シャッタースピードも1/1000が採用され絞りもセミオート式になった。
その他にファインダーはマイクロプリズムを採用しファインダーは明るくピント合わせもやりやすかった。
又S型(スタンダード)としてAPのシャッター速度を倍数系列にし、レンズをF2.2したモデルもあったが短期間の製造であったためぺんったくすの文献からは 削除されている。
 
AsahiPentax・S2 (アサヒペンタックスS2)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1959年5月
シャッター FP B,1/〜1/500 レンズ タクマー 55mm F2.0
 アサヒペンタックスS2はK型の普及期(スタンダード)として開発されたカメラで、性能面ではK型より優れている面もあった。
改良部分はシャッタースピードを1〜1/500の倍数系列の1軸不回転シャッターが使用されたことである。
レンズは半自動絞りで、レバーをセットすることにより開放になる。又1962年に後期型としてS2スーパーがあるがシャッタースピードを1/1000に 絞りを半自動から自動に、フィルムカウンターが自動復元式になり露出計が取り付けられるようになった。
 
AsahiPentax・S1 (アサヒペンタックスS1)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1961年
シャッター FP B,1/〜1/500 レンズ タクマー 55mm F2.0


改良部分はシャッタースピードを1〜1/500の倍数系列の1軸不回転シャッターが使用されたことである。
レンズは半自動絞りで、レバーをセットすることにより開放になる。
 
AsahiPentax・S3 (アサヒペンタックスS3)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1961年4月
シャッター FP B,1/〜1/1000 レンズ オートタクマー 55mm F1.8
 外観はS2と同じだが、完全自動絞りのレンズが付き、絞りもシャッターレリーズ後開放になり、最高スピードが1/1000になり着脱式のCDSメータが付くようになっている。
露出計は高低照度切り替え式でHD型の水銀電池を使用する。
AsahiPentax・S1A (アサヒペンタックスS1A)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1962年
シャッター FP B,1/〜1/500 レンズ オートタクマー 55mm F2.0
 レンズは絞りを半自動から自動に、フィルムカウンターが自動復元式になり露出計が取り付けられるようになった。
 
 
AsahiPentax・SV (アサヒペンタックスSV)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1962年7月
シャッター FP B,1〜1/1000 レンズ オートタクマー 50mm F1.8
 セルフタイマーが組み込まれ、フィルムカウンターが自動復元式になった。
Vはドイツ語のセルフタイマー(Voraufwerk)の頭文字から来ている。
 
AsahiPentax・SP (アサヒペンタックスSP)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1964年7月
シャッター FP B,1/〜1/1000 レンズ スーパータクマー 50mm F1.4
 Cdsの受光部をファインダー接眼レンズをの両側に2個おきピントグラス全面の平均輝度を測る方法で、絞り込み測光で使用する。
シャッターを切ると電源が切れる設計になっている。又この型からボディのダイカストが変更され、デザインも一段と良くなった。
その他に巻き戻し軸を引き上げると裏蓋が開閉するように改良された。又後期型としてメーターの測光範囲を広げメーターSWを大型にした。
 
AsahiPentax・SL (アサヒペンタックスSL)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1968年9月
シャッター FP B,1/〜1/1000 レンズ スーパータクマー 55mm F1.8
 SPからTTL露出計を省いたのがSLである
 
AsahiPentax・SPF (アサヒペンタックスSPF)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1973年7月
シャッター FP B,1/〜1/500 レンズ SMCタクマー 55mm F1.8
 SPを開放測光にしレンズキャップを外すとメータSWが入り、ホットシュータイプのアクセサリーシューが付いた。
 
AsahiPentax・SP2 (アサヒペンタックスSPII)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1974年10月
シャッター FP B,1/〜1/1000 レンズ SMCタクマー 55mm F1.8
 SPのペンタプリズムにホットシュータイプのアクセサリーシューが付いた。
 
AsahiPentax・ES (アサヒペンタックスES)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1971年10月
シャッター FP B,1/〜1/1000 レンズ タクマー 50mm F1.4
 世界初のTTL開放測光、絞り優先式の自動露出カメラで1〜1/1000秒の無段階変速の電子制御式カメラである。
メカニカルではB,1/60〜1/1000が作動する。このカメラのレンズから足そう膜コーティングがさいようされた。SMCタクマーは開放測光で、 従来のレンズは絞り込み測光になる。黒ボディーのみである。
 
AsahiPentax・ES2 (アサヒペンタックスESII)
国・メーカー 日本・旭光学 製造年月 1973年6月
シャッター FP B,8〜1/1000 レンズ SMCタクマー 50mm F1.4
 ESの改良機で、同社のクリューマウントの最後の機種で、電子シャッターの制御部分にICが使われ シャッターボタンに安全機構が付き、接眼部にアイピースシャッターが付き電池がG−13になった。 クロームとブラックボディがある。
 
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